Kazuhiro Aihara Solo Show

デジタルアーティストKazuhiro Aiharaの個展を開催します。
グラフィックや音楽、ファッション等、ストリートカルチャーからの影響が伺えるKazuhiro Aiharaの作品は、デジタルメディアでありながら、そのテクスチャや色彩感から奥行きが感じられ、独特の世界観を生み出しています。
本展では、Kazuhiro Aiharaのこれまでの制作スタイルにNEORTによるテクニカル要素を加えたダイナミックな新作を発表。
Kazuhiro Aiharaによる新たな表現をぜひご覧ください。
Artworks
DPSY21
作品を見るA dynamic coding works in which the hue changes cycled 365 days with a handmade physical digital frame.
Artist
Kazuhiro Aihara
Kazuhiro Aiharaは東京をベースとする日本のデジタルアーティスト。
2005年頃からグラフィックデザインを独学で学び始め、2010年よりグラフィックアーティストとして広告デザインを中心に、ファッション、インテリアなどの分野でキャリアを本格的にスタートする。2014年頃より、手掛けた作品は、国際ポスタートリエンナーレ富山(日本)、モスクワ国際グラフィックデザインビエンナーレ(ロシア)、ブルノ国際グラフィックデザインビエンナーレ(チェコ)、トルナヴァポスタートリエンナーレ(スロバキア)、ラハティ国際ポスタービエンナーレ(フィンランド)、エクアドルポスタービエンナーレ(エクアドル)などの国際展覧会に招待され、また主要な作品は富山県美術館(日本)をはじめ、国立モラヴィアギャラリー(チェコ)などに永久収蔵されている。
2018年頃より活動拠点を国外へとシフトし、新進気鋭の若きビジュアルアーティストとのコラボレーションを多数手掛ける。フリーランスでありながらグローバルな大企業Warner Music (UK,オーストラリア)やUniversal Music Group (アメリカ)と契約を交わし、所属アーティストであるJess GlyneやPertoといった世界的なアーティストたちのロゴワーク、Trippie Reddのマーチャンダイズデザインなどを手掛けている。
特筆すべきは、2019年から2020年に渡りNIKEグローバル(アメリカ)とファッションブランドSACAI(日本)によるコラボレーションの第一弾グラフィックキャンペーンビジュアルを手がけシーンの注目を集め、ファッションブランドACRONYM(ドイツ・アメリカ)やPerks And Mini (オーストラリア)へアートワークを提供している。同年、日本人アーティストKOHHがプロデュースするコンセプトストアDogsにて個展やコラボレーションを行った。 2021年よりデジタルアーティストへと自身の活動を完全に移行し、TezosやEthereumベースの海外マーケットプレイス(Teia, Objkt.com, Foundation, SuperRareなど)にてクリプトアート作品を発表している。彼はオリジナルのテクスチャ、ブラシストローク、カラーパレットなどトラディッショナルな絵画手法をデジタルアート特有のピクセルやグリッチなどの表現と掛け合わせるスタイルを探求している。そのスタイルはリキッドのアニメーションを搭載した抽象画シリーズ”PSY”、デジタルにおけるテクスチャやブラシストロークを駆使した肖像画シリーズ”faxce”やインターネットミームの歴史踏まえ再構築するシリーズ”BFK”など多様なスタイルを持ち、その独特な作品群はデジタルアート界のレジェンドXCOPYに収集されるなどNFT黎明期シーンの注目を集めている。彼はインターネットにおける稀有なコミュニティの形成者であり、世界のデジタルアート界のトップアーティストと強く結びつくことで、その世界の歴史や動向を深く知る数少ない日本人である。彼は自身のスタイルを”Uncharted Pixels”と定義しており、その意味の通り、地図上には存在しないデジタルアートを日々生み出し続けている。
Events
- ended2023.12.8 09:00 _ 2023.12.8 12:00
"Kazuhiro Aihara Solo Show" Opening Reception
"Kazuhiro Aihara Solo Show"のオープニングレセプションを開催します。 予約不要でどなたでもお越しいただけます。 東京都中央区日本橋馬喰町2-2-14 maruka 3F